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ファイバーマックス Dブロック

ファイバーマックス Dブロック

Dブロックはブランケットを裁断し、縫製によりモジュール化したブロック状製品です。

施工条件に合わせて、各種支持金具も準備しています。

特長

・ブランケットを積層圧縮しながら縫製加工でつくられた製品です。
・均質で復元力があり寸法精度に優れています。
・広範囲な密度設定が可能です。
・加工性に優れています。

ブロックの種類

 ブロック種類 内蔵支持金具の種類
ユニブロック ブランケットを裁断し、積層圧縮したブロック状製品 M, T 等
セーバーブロック ブランケットをアコーディオン状に折り曲げ M, T 等
積層圧縮したブロック状製品
Dブロック ブランケットを裁断し、縫製によりモジュール化したブロック状製品 B, S1 等

ブロックの形状表現方法

X:幅 Y:積層方向 T:厚み(鉄皮からの厚み

「(厚み寸法)T」×「(幅寸法)」×「(積層方向寸法)Y」

・異形の場合は図面が必要です。

ブロック工法の種類

内蔵支持金具無し

支持金具とブロックが別となる工法

ㅤㅤ

ㅤㅤ■ スタッドボルト溶接 + ナイフアンカー + ワッシャー + ナット
ㅤㅤ■ Zピン溶接(Dブロック推奨)
ㅤㅤ■ Lピン溶接(Dブロック推奨)

内蔵支持金具有り

支持金具とブロックが一体となる工法

ㅤㅤ

TYPE-M

ㅤㅤ■ 炉殻に特殊スタッドボルトを溶接
ㅤㅤ■ 特殊スタッドボルトに炉内側から特殊ナット
ㅤㅤ で固定する工法

ㅤㅤ

TYPE-T

ㅤㅤ■ 炉殻に穴あけ加工
ㅤㅤ■ スタッドボルトがブロックと一体となり、
ㅤㅤ 炉外側からナットで固定する工法

ㅤㅤ

TYPE-B

ㅤㅤ■ TYPE-Mと同様の工法(Dブロック専用)

ㅤㅤ

TYPE-S1

ㅤㅤ■ TYPE-Tと同様の工法(Dブロック専用)

用途

  1. 工業炉の内張断熱(業界:鉄鋼、非鉄金属、ガラス、陶磁器、石油化学、セメント等)
  2. 取鍋蓋の内張断熱

 

品質

RCF規制
対象
対象
名称
1500
 Dブロック NE
1500
 Dブロック SP
最高使用温度 (℃)
1500
1550
かさ密度 (kg/m³)
170
140
熱伝導率
 (W/(m・K))
 JIS A1412–1
 *計算値
at 400℃
0.11
0.13
at 600℃
0.15
0.17
at 800℃*
0.22
0.25
at 1000℃*
0.3
0.34
加熱線収縮率  (%)
at 1200℃×24h
0.9
0.3
at 1300℃×24h
1.2
0.6
at 1400℃×24h
1.5
1.1
化学成分 (%)
Al₂O₃
55
62
Al₂O₃+SiO₂
99
99

 

品質に関わる数値は代表値であり規格値ではありません。 製品の仕様は、予告なしに変更することがあります。

標準寸法

製品名 かさ密度 (kg/m³) 厚み 長さ
1500 Dブロック NE 170 30 200 150
50 300 150
50~300 300 300
1500 Dブロック SP 140 50~300 300 300

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