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技術開発

セラミック多孔質化技術

イソライトは80年以上の歴史の中で、セラミックを多孔質化する技術を蓄積し、研鑽を積み重ねてきました。
多孔質化技術は気孔形状の選択、気孔径の制御、気孔率の調整、材質の最適化といった技術を応用・組み合わせることで、製品に様々な機能を付与することができます。
ここではイソライトが確立している代表的な3つのセラミック多孔質化技術を紹介します。

1.内部に気孔を導入する方法

内部に気孔を導入する方法

内部に気孔を導入する技術は、主に耐火断熱れんがに使用されています。主な効果は低熱伝導率化(断熱性向上)と軽量化です。シリカやアルミナといった高密度原料から、かさ密度1.0g/cm3以下の低密度な耐火断熱れんがを作り出す技術を確立しています。
更に、気孔量、気孔径、気孔形状の選択により、様々な物性を加えることができます。
また気孔を導入することで加工が容易になるため、複雑な形状の要求に対応することが出来ます。

2.無機繊維を積層させる方法

無機繊維を積層させる技術は、ブランケットの製造や無機繊維を原料とした2次製品の製造に利用されています。
セラミックファイバーを空気中で積層させ、ニードルパンチを施すことで、フレキシブルなブランケット状になります。
また、無機繊維を水中で積層させる場合は様々な形状に対応できるだけでなく、かさ密度250kg/m3という軽量で丈夫な製品を製造する事が可能になります。

3.多孔質粒子を成形する方法

多孔質粒子を成形する方法

多孔質粒子を成形する技術は、主に珪藻土を使った製品に利用されています。珪藻土の中には珪藻殻と呼ばれる多孔質粒子が大量に含まれており、れんが形状や粒状に成形し、高温で焼成することで、高吸水性、吸油性、保水性、調湿性、断熱性などの機能を付与できます。
更にその気孔率の高さや強度を生かし脱酸素剤の触媒や微生物の担体、吸水材、給油材としても優れた性能を発揮する製品としても活用されています。