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技術開発

製品開発と技術開発

イソライト工業は熱産業における省エネルギーに貢献する為に、耐火断熱れんがとセラミックファイバー及びその関連製品、多孔質セラミックなどの高温断熱材を製造しています。
当社ではお客様のニーズに沿った断熱設計や、より効果のある断熱設計を実現するために新製品開発、技術開発を推進しています。
これらによって総合断熱材メーカーとして総合力でお客様にサービスを提供し満足していただける省エネ提案を行っています。

エンジニアリング

長年の豊富な経験を活かし、さらに卓越した施工技術で高寿命化を図っています。また、益々高まる省エネニーズに応えられるように安全で容易な施工法の開発やエンジニアリング技術の高度化を進めています。

技術開発テーマ

イソライト工業の製品は、熱を扱う産業での省エネルギーに貢献しているのみならず、建築、防災、環境関連産業や自動車に代表される車輌用途、熱加工産業および電子産業でも機能材を提供し幅広く活用されています。

現在当社およびイソライトグループの研究開発の取り組みの状況をご紹介します。

◎ひとにやさしい製品と省エネルギー

RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)は2015年11月に特定化学物質に指定され、作業者保護の観点から一次製品を中心に製造または使用時の作業環境対応および管理強化が必要となりました。 従来の作業環境のまま使用するために、特定化学物質指定に該当しないAES(アルカリアースシリケート)である低生体内残存製品やPCW(結晶化繊維)製品の使用が拡がっています。使用用途に応じたAESやPCWを使用した「ひとにやさしいセラミックウール製品」を開発し提供しています。 また、RCF成形品の開発や品質向上にも継続して取り組んでいます。
更に、熱伝導率が極めて低い高性能断熱材を開発する事により大幅な省エネルギーを実現し、温室効果ガス削減や省エネルギーを実現し、引き続き改良、開発に継続的に取り組んでいます。

◎環境分野 — ゼロエミッションへの取り組み(廃棄品の再原料化)

製造技術開発、改良により廃棄物の削減に取り組んでいます。また、製造工程で発生する端材などはそのままでは再利用困難な場合もあるため、処理技術を高度化しリサイクルに取り組むことによっても廃棄物の削減に取り組んでいます。
今後も継続して技術を高める事により資源の有効活用が環境保全に貢献するのみならず、企業にも利益をもたらす取り組みです。