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サステナビリティ

マルチステークホルダー方針

当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。

1.従業員への還元

当社は、経営資源の成長分野への重点的な投入、従業員の能力開発やスキル向上等を通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。その上で、生み出した収益・成果に基づき、自社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引上げを行うとともに、それ以外の総合的な処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上や更なる生産性の向上に資するよう、教育訓練等を中心に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。

(個別項目)

具体的には、賃金の引き上げについて、経済・社会情勢や経営環境を踏まえ、労使間で真摯に協議・検討を重ねながら実施してまいります。総合的な処遇改善として、新人事制度を導入しております。手当の拡充、処遇対象となる役職の新設、60歳以降の従業員の基本賃金減額措置の廃止等の改善に取り組み、賃金の引上げを実施しております。また、教育訓練等について、各役職に必要なマネジメントスキルや専門知識の習得を目的とした階層別研修や、生産性向上を目的としたDX研修の実施、人事評価制度の改善等によるエンゲージメントの向上に取り組んでまいります。

2.取引先への配慮

当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。なお、パートナーシップ構築宣言の掲載が取りやめとなった場合、マルチステークホルダー方針の公表を自主的に取り下げます。

これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。

以上

2025年4月1日

イソライト工業株式会社
  代表取締役社長 金重 利彦